ビジネスがうまくいかない人の5つの理由

ビジネスがうまくいかない人が振り返るべき5つの視点

起業をしたにも関わらずなんだかうまくいかない・・・と悩んでいませんか? もしくは、なんとなく始めてみたものの「起業」というにはほど遠い現状、という方。私の周りにもたくさんの起業家がいらっしゃいますが、自他共に「成功している」と思える方ってほんの一握りの気がします。

ここ数年、起業する人が多いですが、起業したからと言って必ず成功するとは限りません。もっと厳しい言い方をすれば、起業する人はたくさんいるけど成功する人の数よりもイマイチのラインをグダグダと経過している人の方が多いのが現状です。

そんな中、ちょっと振り返ってみて欲しい点が5つありますので本日はそちらを紹介させていただきます。

 

1.あなたは成功するほどの努力していますか?

まずはこれが一番かな~。成功するために起業を始めたはずなのに、努力を全くしない人が多いです。私の周りの起業家でも必ず成功している人は成功するだけの努力をしています。「そりゃそんだけ頑張ったら成功するわよね~」と誰から見ても思えるような努力をされています。

「じゃあ、成功するための努力って何?」って言いたくなりますよね? 成功するための努力はビジネスのジャンルや何を目的にするかによって異なってきますが、例えば、、、

・インパクトのあるキャッチコピー、差別化されたキャッチコピーを作る
・毎日ブログを書く
・メルマガは週に3回
・インスタの配信
・YouTube配信
・SNSなどでの丁寧な信頼関係構築
・ランディングページのクオリティを上げる
・ホームぺージやブログを顧客の導線を意識して丁寧に作り込む

という作業。これらをくまなく完璧にこなして成果がでない人っているかしら?と思いませんか? ビジネスは発信力が肝心。広告をかけてどんどん周知できる人はそれに越したことはないですが、やはり起業当初はコストをかけたくないもの。ならば自分で露出を増やすしかないのです。

成功は小さな成果の積み重ねです。

成果のでる行動とは、
インパクトのあるキャッチコピーを作りランディングページに誘導する。そして見込み客となる方々との信頼関係を構築する。そして販売。

単純なことです。この単純な一連の流れをどれだけの数行っていくか?が成功するための大きな要素なのです。起業家として特殊な能力を持ち備えている人だけ成功するのではありません。この一連の流れをどんだけ行動に移したか?が起業家が成功するために絶対的に必要な要素なのです。

月に数回ブログを書くだけで「私成功する!」と思えますか? そう思っているなら大きな勘違いです。誰がどうみても全く足りません!

もっともっと行動すべき。もっともっと努力すべき。もっともっと自分のPRの機会を増やさないことには成果は生まれません。誰もあなたの存在に気付いていないのです。

もしあなたが成功している人を見て「うらやましいな~」と思うならばその人がしていることをすべて真似ることから始めてみてください。そうすると成功している人は努力しているということが体感できるはずです。

私が見る限り成果がでない人のほとんどの原因がこの問題です。私のクライアントさんでもつべこべ言わず素直に行動する人は早く成果をだされていかれます。

起業してまもなく「成果がでない・・・」と諦める方のほとんどが”動いていない”、ほぼこの理由と言っても過言でないと私は思います。もしうまくいかなくて諦めてしまおうとしているなら“これだけやっても成果がでないなら諦めよう・・”というところまでやり切ったかを自問してみてください。

 

2.募集をしていない

成功しない理由その2「そもそも募集をしていない」。←これ笑っちゃいますが、こんな人が多いです。ブログを書いたりメルマガを書いたりも頻繁にしている、ホームページや見栄えも完璧な起業家。なのに募集を全くしていない。そりゃ売り上げなんて上がらんわ。

ホームページやブログに料金表と申込ボタンだけ設置して待ってるだけじゃ売り上げは上がりません! 申込フォームを設置しているから「募集している」と勘違いしてはいけません。それは全く機能していない募集です。

例えば最近こんなものをテレビで知りました。「バイオセラ鮮度保持」という商品。

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冷蔵庫の野菜たちの鮮度を長く保ってくれるので何も入れない時と比べてすごく長持ちするみたいです。我が家はお野菜は無農薬のものを週に1度配達してもらっているので葉モノ野菜なんかは1週間後のシナシナ感がいつも気になっていたのです。テレビで見ててめちゃ欲しい!って思いました。すぐに検索しました。だいたいのお値段もわかりました。

でもまだ買っていない・・・・。

そうなのです。めちゃめちゃ欲しい! これ必要! って思って検索までしてもまだ購入していない理由は何だと思いますか? それは“いつでも買えるから”なんですよね~。人間の心理なんてこんなもんです。
しかしこの商品が期間限定でしか買えないとか、数量に限定があるなどということでしたらすぐにポチっとしているはずです。

ホームページに料金を記載しているだけでは売れません。しっかりと募集をして募集期限を決める、定員を決めるなどすると驚くほど反応がよくなりますので試してみてください。

売上は“上がる”ものではありません。“作る”ものなのです。

月に1度や1~2か月に1度などと定期的に決めて期間限定数量限定で募集しましょう。同じ商品を募集する場合も切り口を変え見せ方を変えて募集すると〇。対象を主婦限定子育て中のママ限定などとちょっと切り口を変えるだけでいいのです。その際の募集告知の内容はそのターゲットに合わせた内容に整えたランディングページにすればOKです。そいういう工夫をして定期的に募集をしていきましょう。

 

ただし、一つ気を付けないといけないのは、
・定員を設定しているにも関わらず定員オーバーになっても追加募集する
・期間限定にしているにも関わらず締め切り後も延長する
など、こんなことばかりしているとその限定の信ぴょう性がなくなり、結局は「いつでも受け付けてくれるのね」と思われてしまいます。

また「毎月限定2名」も同じですね。「ならば来月でもいいや」ってなります~。

 

3.仕組が悪い

そして成果がでない原因3つ目は「仕組が悪い」ということ。上記に記載したように①行動もしている②募集もしている、なのに成果がでないということであればそれは仕組の作り方が間違っているということです。ネット上で仕組を作る場合のツールはたくさんあります。ブログやメルマガ、SNS、YouTubeなどいろんなツールがあり、1つに絞っている方もあればあれもこれも手を出されている方もおられる。

特に、複数のメディア(発信ツール)をお持ちの方が気を付けなくてないけないのが仕組です。それぞれを単発で稼働させても無駄な労力に終わるのみです。それぞれをシームレスに流していくことが必要です。

それはターゲットの属性や特性、そのメディアのメリット、デメリットを見極めた上でつなげることで、より効果的に成果を生むことができます。

ブログがいいよ~と言われてブログを書いた。次はメルマガだよ~と言われてメルマガを書いた。だけでは全く成果はでないでしょう。
どういう理由でどういう効果があるからどこにどのように流すか?をきちんとわきまえて仕組を作る必要があります。

繰り返し言いますが、①行動もしている②募集もしている、なのに成果がでないということであればそれは仕組の作り方が間違っているということです。

 

4.我流が手放せない

成果がでない理由その4「我流が手放せない」。上記1.2.3もクリアしたのにまだうまくいかない人いらっしゃいます。ブログも完璧、LPも細かく丁寧に調整されていて素敵、募集も定期的に行っている、仕組も整っている、なのに申込が入らない・・・。そんな人のほとんどが「我流が手放せない人」「はじめからちょっとできてる人」。

これね~。ホントやっかいなんです。特に始めからからちょっとできてる人はホントやっかい。少しの成功体験があるから我流を手放せないのです。

如実に現れるのは、ホームページにいっぱい記載している人。あれもこれも、あっちもこっちもから導線を引いているんです。そういう人は1ページにたくさんのリンクがあります。いろんなところを見てもらえるようにたくさんの情報をこれでもか!ってほど入念に入れ込んである。

こういうのは全く成果がないです。はっきり言いきれます。
え? たくさんの選択肢から選べるようにした方が可能性があがると思うのですが・・・と思いましたか? それは大きな間違いなのです。ですが、この方法でちょっと成果がでた覚えがある人はこの状態を手放せないのです。リンクを少なくすると不安になるようです。

例えば、あなたがワインを購入しようとスーパーに行ったとしましょう。ワインの知識はあまりないと仮定してください。
そんな時にフランスやチリなどいろんな地方のワイン、まろやか系、しぶい系、白、赤、スパークリング、と数十種のワインが並んでいたら、1本のワインを購入するのに迷ってしまいませんか?  そうなってくると結局わからなくなってどれも選べなかった・・・となる人が多い。

一方、「当店のおススメワイン」として赤と白を1本ずつのみしか売っていなかったらどうでしょう? 「あ、じゃあ今日はお肉料理だから赤にしょう!」ってすんなりとどちらかを簡単に選択することができるはずです。

このようにたくさんの選択肢があるとお客様を迷わせてしまい購買意欲を阻害することにもなるということを覚えておいてください。簡単に1つのボタンに誘導する、もしくは2択でどちらかを選べるくらいにしておくことを強くおススメします。

これまであれもこれも載せてしまっている人は一度騙されたと思って、ページ内のリンクは1つの導線のみにしてみてください。反応の違いに気付いてもらえるはずです。

このように自分でこれまでしていた流れや仕組をどうしても手放せない人は要注意です。実は私は某有名なコンサルタントから指導を受けているのですが、同期でも同じことが言えました。同期120名くらいいる中で、半年もすればどんどん成果をあげていく人とさほど売上げが伸びない人との差が如実に出てきます。売り上げを伸ばしている人は1000万超えの方もたくさんいらっしゃいます。急激に売り上げを上げていく人たちをよく見てみるとほとんどの方が全くの素人からビジネスを固めていき、コンサルに指導された通り一つ一つこなしてきた方。しかし一方、コンサルを受ける前からある程度のビジネスの仕組を作っていた方のほとんどが売り上げに伸び悩んでいる。

やはり我流を貫き通しがちな人は効果的なマーケティングが少しずつずれているのだと思われます。だいたいの流れはあっているのだけど、微妙にバランスが違っていたり、ちょっとしたことの違いが成果を手放す結果になってしまっていることにも気付かないのです。

うまくいかない時は我流は一切取っ払って0から成功者の指導を忠実に守ってみることをおススメします。

 

5.ビジネスの善し悪し以外の理由が潜在的にある

これまで成果がでない人が向けるべき視点を4つ紹介してきましたが、これらはすべてビジネス上の善し悪しに関わることでした。しかし、それ以前にビジネス成功を邪魔するものがあったとしたら、それも丁寧に排除していかなければなりません。

それはどういうことかと申しますと、自分の内観にある事情です。

口では「成功したい」とか、「売り上げをあげたい」とか言い、きちんと目標も掲げて前進しているように見えても、実は心の中は物足りなさを感じていたりモヤモヤしていたり、空洞ができてしまっていたり・・・という場合は過去に置き忘れた感情があることが多いです。

・成功している人はどこか怪しい
・高額商品を売ってる人は悪い人
・お金儲けはいやらしい
・過去に成功者と思われる人に騙された経験がある
・稼いでいる自分は恥ずかしい

実はこんな風に思っていませんか? これは過去の経験からの“思い込み”でしかないのですが、この思い込みのせいで成功できない人がいます。上記に書いていること、読むと確かにそういうのもわからないでもない・・・でも、成功者はみんなそうでしょうか? ある一部の何かの事象を頭に焼き付けてしまっているとしたらナンセンスです。 こんなことを潜在的に思っているとしたら絶対に成功しませんよね。どこかで自分の行動にブレーキがかかるわけです。

過去の経験から蓋をしてしまっている感情があるとしたら、そこに気付き自分で蓋を開け、「〇〇=△△」の△の部分を書き換えないといけません。

過去の出来事と感情はセットです。感情が反対を走っていては行動を阻止してしまいます。

ここからはスピリチュアルな部分になるので潜在的な気持ちの書き換えについてはまた後日機会を作って改めて書かせていただきますが、こういう意味のないイコールをお持ちでしたら丁寧に排除してあげましょう。

ここで一つ、あなたが自分のコンプレックスがわかる簡単な質問をします。
「あなたの人生を自由に書き換えることができるとしたらどの時期に戻りますか?」
ゆっくり思い出してみてください。この時期をたどってみると自分が変えたい過去の経験であったり、自分が望む方向ではなく違う方向に変わってしまった起因となるなんらかの事件があるはずです。そこにあなたのコンプレックスの元が隠れています。

ここから詳しくはまた別の機会に・・・

 

まとめ

今回はビジネスがうまくいかない人の5つの理由について書かせていただきました。
1.成功に至るまでの努力をしていない
2.効果のある募集をしていない
3.仕組の作り方が間違っている
4.我流を抑えられない
5.潜在的に成功を邪魔する過去の感情がある

の5つでしたね。あなたはどの理由にビビッと来ましたか? 成果を出すにはその人の持って生まれたビジネスセンスは関係ありません。もちろん何をやってもうまくいく人もあり、そういう人が目立つので起業して成功するにはそういう特殊な能力をもともと持っていた人だ、と思いがちですが全くそんなことはありません。上記に書いてあることを一つ一つ見直してみてください。必ず成果を出すことができます。小さな成果の積み重ねが成功の元ですので、自分には向いてないとあきらめずにコツコツと頑張りましょう。

 

 

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