起業初心者がYouTubeを始めると必ず失敗する
今、メディアの中心はテレビからYouTubeに変化しつつありますよね。特に若者はテレビを見なくなったと言われています。そんな中、私たちのような個人事業家もどんどん自分のメディアの一つとしてYouTubeを始める人が増えており、私のその一人です。
これまで私はブログやメルマガなど「書く」ことで自分のメディアを作ってきました。動画となるとどうも恥ずかしくて、これからは動画の時代と数年前から意識していたにも関わらずこの2年ほどで撮った動画はほんの1~2本。緊張感アリアリの何も発信力のないたどたどしい動画のみ。そんな完成度だったのでどうも積極的に撮る気になれなかったのです。
ですが、やはり最近になってやっぱり私もYouTubeブームに乗ってみたい!と思うようになり、動画での配信を始めました。実際に始めてみて思ったこと。動画ってとてもラクなんですよね~。記事を書くのは数時間かかることが多いですが、動画だと数分で終わる。私の場合はよほどの間違いを発信していない限り撮り直しはしないと決めているので、ちょっと強調したい部分にテロップを入れてバックミュージックを入れたら終了です。30分もあれば結構濃い内容のことをお伝えできるのでメディアの役割としても大変goodなんです。
文字や音楽を入れたりという編集なんかも最初は時間かかりましたが何度かこなすと慣れてくるので、そんなにこだわらなければチャチャっと終わらせることができます。
YouTubeにアップしたらメルマガやLine公式に投稿するのでアップして1日経ったら視聴回数は100回ほどになっていました。タイトルによって差はありますし自慢するほどの数字ではないですが、YouTube初心者ではまずますの数字です。
YouTubeを視聴してもらうために必要なこと
ユーチューバーを想像すると何万回も視聴されていたり、最近でいうと手越くんがジャニーズを退所してユーチューバーに転身したら即日チャンネル登録者数が数万人に!というニュースを見たらYouTube市場はスゴイ!と勘違いしてしまいがちですが、実は素人がYouTubeを始めてもしばらくずーーーと視聴回数は全く0だと覚悟しておいてください。チャンネル登録なんてしてくれたらお祭りものです。
なぜ?と思いましたか?
それはですね、、、、YouTubeはwordpressでブログやHPを作成したのと同じなのです。一般的にwordpressでブログやホームページを作っても最初の100記事くらいの投稿まではほど読者は0~数名。100記事くらいをコツコツと投稿していってやっと少しずつ訪問者が現れはじめる。早い人で半年から1年は訪問者が1日に10名いたらいいとこです。ちゃんとSEOの知識をもって投稿したらもう少し反応はありますが、初心者がただ投稿するだけでは実際はこんなもんなんです。
これはYouTubeも同じ。ハッシュタグを使用してある程度の誘導はしますが、数カ月は反応はまずないです。そのうちに辞めてしまうのが現状です。
ならばどのようにしたら視聴してもらえるようになり、YouTubeを効果的なプラットホームとして活用できるようになるのでしょうか?
それはYouTubeに誘導する別のメディアが必要だということです。
どんな人ならYouTubeでも活躍できる?
私がなぜYouTube初心者にも関わらず一定数の視聴数を得ることができているのか? それは、既に自分のメディアを持っていたからです。
上記の流れを読んでいただくとわかりますよね。私はメルマガやLine公式に既に読者さんがいらっしゃるのでそこに流せば見ていただけるのです。もしメルマガやLine公式での配信をしていなければおそらく視聴回数は0回。
読者さんがたくさんいらっしゃっても、メルマガ記事のタイトルが気にならなければ開封してもらえないし、文字は読むけど動画は音が出るので開封しない方もおられる。なので全員が動画をご覧いただいているわけじゃないので、なるべくたくさんの読者登録数(リスト数)を獲得していないとYouTubeだって見てもらえません。
だからこどコツコツをメルマガ読者数やLine公式の登録数を増やしていくことがとても大切なポイントになってくるのです。
既にメルマガ登録者数が一定数おられたり、ファンが多い方はYouTube始めちゃっても大丈夫です。視聴数を心配する必要はありません。そういう方はむしろ早く始めた方がビジネスが加速します。
ユーチューバーと個人事業家の違い
そもそもユーチューバーになりたい人と個人事業家とではYouTubeの活用方法が異なることを覚えておいてください。
ユーチューバーは刺激的な投稿をしてよりバズッた者勝ちですよね。そうやって視聴者を獲得していってユーチューバーへと育っていくわけです。
ですが私たち個人事業家はバズることが目的ではなく、しっかりとした安定したファンを作ることが目的です。動画だとこれまでの「文字」だけでは伝わらなかったその人の声であったり、しゃべり方、しぐさなどを総合的に感じることができます。動画だと思っていたイメージと違うな・・・と思った経験ありませんか?
ちょっと怖そう・・と思っていた人が笑顔になると意外と可愛いかったり、また逆にいい感じと思っていた人が声のトーンやしゃべり方がイマイチで一気に気持ちが離れてしまったり・・・。
このように善し悪しがあるのは確かですが結局ファンしか残っていかないことから、動画はファン化にはとても効果的です。読者側からすると動画で雰囲気をつかむことで人間性をなんとなく感じることができ安心しますよね。
これまでは文字だけでその人をイメージするしかなかったケド、動画を見るともっとその人を感じることができる。それで「〇判定」だと、何か告知や募集をした際に「会ってみたいな」「この人になら話を聞いてもらいたいな」と思ってもらえるようになるはずです。
ユーチューバーはあるキャラクターを演じてファンを増やしていく一方、私たち個人事業家はある程度の関係までいった人に対して最後のトドメを指すのが動画だということなのです。役割や使い方がまったく異なりますよね。
なので、上記に記載したようにある程度の読者がいらっしゃる方はぜひともYouTubeなどの動画を始めてみてください。読者さんの反応がまったく異なってくるはずです。
まとめ
ユーチューバーになりたい人と自分のビジネスのプラットホームの1つとしてYouTubeを活用する人との根本的な違いをご理解いただけましたでしょうか?
そして、YouTubeを始める前に必要なこと。それは先にリスト(メルマガ読者やLine公式登録者、ブログ読者)を集めておくことです。もちろんYouTubeも同時に始めるという方法もありますが、少ない時間で効果的に反応を取りたい方はやはり先にリストを集めておくことが重要だと思います。
YouTubeだけを闇雲に始めるとコケます・・・・。