売上を上げるテクニック

売上をあげる基本

みなさんは[keikou]売上を上げる[/keikou]と聞いてどんな方法が思い浮かびますか?

おそらくすぐに思いつくのは、

  1. 値段を上げる
  2. 商品の種類を増やす
  3. 販売数を増やす

という方法ですよね。

今日は[keikou]2.商品の種類を増やす[/keikou]と[keikou]3.販売数を増やす[/keikou]で成功させたコニシ株式会社という会社のお話。

 

コニシ株式会社とは?

こちらの会社は主に建築等で使用されるボンドを扱っている会社ですが、一般の私達には[keikou]木工用ボンド[/keikou]でお馴染みの会社です。

木工用ボンドはこちらですね。

 

 

私は小学生のころ、このボンドで下敷きに字や絵を描き色を付けて乾かす→乾くと透明になりはがして遊ぶ、という遊びをよくしていました(笑) そして最近小学校3年生の娘が同じように遊んでいるのを見かけて、何だか懐かしく・・・。※余談ですみません。

実はこちらの会社は現在一般の方向けにもう一つ商品を作りそれが爆発的に売れているのです。
それは「[keikou]#縫うよりボンド[/keikou]」でお馴染みになった「[keikou]裁縫上手[/keikou]」という商品。こちらです↓

布をくっつけるボンドなんですね。なのでミシンがなくてもスカートの裾をお直ししたり学校のカバンを作ったりといった作業ができるわけです。

これはコニシに「布同士がくっつくボンドはないの?」というお問合せが多数あったことから開発を進めていったそうですが、商品が完成するまで一筋縄ではいかなかったそうです。やはりキーワードは「[keikou]洗濯[/keikou]」。お洗濯して水に濡れてもはがれないボンドでないといけないので何年にも渡り研究に研究を重ねて、試行錯誤の上やっと商品化となったようです。

完成品は素晴らしい接着力! そして洗濯をしてもはがれない!
企業の実験ではデニム同士をこちらのボンドでくっつけ、その両端を引っ張るという実験をしていました。同様にデニムをミシンで縫ったモノと比較すると、、、結果はミシンで縫った方は糸が切れてとれてしまっていたのですが、こちらのボンドで接着した方はボンドは全く外れずその代わり周りのデニムが切れてしまっていました。スゴイ接着力ですね!

結果はやはり商品力、そして布がボンドでくっつくという斬新さが評価されて市場では大人気の商品となりました。
まさに「2.商品の種類を増やす」方法で売上を上げた一例ですね。

 

販売数はどうやって増やす?

まずはこちらの動画をご覧ください。裁縫上手のCMです。

裁縫上手の目的は「[keikou]布を接着することでいろんな手間が削減できる[/keikou]」というところですよね? 先述したスカートやズボンの裾あげをしたり、学校のカバンを作ったり・・・というシチュエーションから想像するとこの商品の[keikou]ターゲットは通常なら主婦[/keikou]。

または裁縫が苦手な女性。裁縫が面倒だと思う学生・・・いずれにしても、だいたい想像できるのは[keikou]ターゲットが「女性」[/keikou]であること。

ですが、今回のCMを見て私は「こう来たか! やるなコニシ!」とちょっとココロが弾みました。

そうですよね~。裁縫=女性という固定観念はダメですよね~。しかも昨今では結婚しない男性が増えている。独身の男性、さらには建築関係の男性なんてミシンを出して裾上げをするなんておそらく考えられません。また、ちょっと破れた作業着をお直しするのに、専門店に持って行くのは面倒という方がほとんどではないでしょうか? だとすると、必ずこのボンドを必要とするシチュエーションは男性にもあるのです。女性だけではなく男性にも需要があるからこそ、この裁縫用のボンドは女性にみならず男性の市場をゲットする機会になったのです。

このCMにより「3.販売数を増やす」ということに大きな影響を与えたのではないでしょうか?

 

まとめ

いかがでしたでしょうか? 今回はコニシという会社の商品を例にあげてお話をいたしましたが、是非ともご自身の商品・サービスも同様に考えてみてください。

商品の種類を増やす

例えば、
・すでに複数の商品がある場合、サービスをいくつかにまとめたパック商品を作る
・単品販売していたものを複数パックまたは回数パックの商品を作る
・アップグレード/低価格の商品を作る
・オンライン講座を作る
・DVD講座販売をする(zoomで簡単に作れます)
・コミュニティを月額課金制にする

特に新商品を作る場合は同業他者がこれまで手がけていないモノを作るのがベスト。顧客は欲しているけど面倒でできない商品とか、同業には通常難しいと思われている商品を考えるとよい。そしてネーミングは意外性、反社会性などを鑑みてつける。

 

販売数を増やす

こちらは単純に販売数を増やせばいいというものではなく、顧客ターゲットを変えたりコンセプトを変えて見せ方を変えることで市場を広げることを考えてください。

上記に例を出したように女性だけではなく男性をターゲットにしたPRをするとか、雨の日の需要を変えるとか、学生向け、OL専門等見せ方を変えるだけでターゲットにつきささる広告が異なってくるはずです。顧客になる人がどんなことで困っているのか?をその人の立場に立った視点で考えてみるとアイデアが沸いてきませんか?

余談ですが・・

新型コロナウィルスの影響を受けて、繁盛している業界があるのをご存知ですか? それは、男性向けのエステと化粧品です。

え? どうして?と思われました?

オンラインで人と話す機会が増えたので画面越しに見える自分の顔が気になりだして男性が増えているそうです。
美容業界の方、男性向けのPRがチャンスかも知れませんよ。

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