キティちゃんに学ぶビジネス戦略とは??

キティーちゃんが YouTuber に⁉️

キティーちゃんが 昨年の8月からYouTuberになったのご存知ですか?   それは「キティーのお悩み相談室」。確か毎日一件だったかな?投稿者の疑問に一つ一つ回答をしていくと言う企画なのです。

これが‼️   侮るなかれキティーちゃん。   あのキティーちゃんが超キレキレの回答を展開していくのです。

初めは世の中の様々な「疑問」を回答することから始まったようですが、だんだんいろんな人の悩みの相談コーナーになっています。その回答がまた凄いのです。人として(人なのか?)カッコよすぎる。ガチで深い。まるで人生を達観した僧侶のような回答。

もうかわいいキャラクターとしてGOODと言う存在ではなく「人生の師匠としてGOODの存在になっているキティーちゃん。

この深い回答がたいへん人気で評判になっているようです。

後程、キティちゃんのサイトをご紹介します。今ここで紹介しちゃうとおそらくそこに行ってこちらに戻ってきてもらえそうにないので(笑)

 

キティーちゃんの狙い

※ここからは私の推測です。

キティーちゃんがなぜYouTuberになりかわいいキャラクターとしてではなく新しい方面での活躍の展開を試みたのか?

本来の狙いは私にはわかりませんが、今回の企画は新しい顧客獲得に成功していると思います。

そもそもキティーちゃんと言うあの可愛いキャラクターにファンがつき、キティーちゃんの熱狂的なファンは次々に商品化されるグッズをコレクトする。これがキティの成功スタイルですよね。

もちろん熱狂的なファンでなくても、どの家庭でも1つや2つはキティーちゃんのグッズがあるのではないでしょうか?

キティーちゃんが誕生してもう何十年経つのでしょうか?  調べましたところ生年月日が1974年11月1日。ということは誕生してからもう45年間サンリオのキャラクターとして君臨しているわけです。

私たちの世代から始まり今の小さな子までキティーちゃんファンがいる。サンリオにはこれまでもたくさんのキャラクターが誕生しています。マイメロディー、シナモロール、ポムポムプリン、キキララなどなど、数え切れないほどのキャラクターが誕生しているのにも関わらずキティーちゃんは別格ですよね。

既に人気者のキティーちゃんがさらに新しい企画を展開し新しいファンを獲得する。今回のYouTuber企画はたいへん成功していると思われます。

神のような人格者的発言を連発するYouTuberのキティーちゃんはキャラクターと言う「肖像としてではなく、心の友のような存在意義を植え付けている。

しかも「肖像」としてよりも「心の友」としての存在の方が求心力はエゲつなぐパワーがあると思いませんか?

「心」をイチコロにされた人はさらにキティーちゃんのファンになっていきますよね。

裏を返して言えば「肖像」としてのキティーちゃんに興味がなかった人でもトリコになっていくかも知れません。

私はこの企画を聞いたとき「これはすごい‼︎」思わざるをえませんでした。時代の流れとか流行りだからとかと言う単純な転機ではなく、キティーちゃんのキャラクターとしてのすごい転機と感じざるをえません。

 

ビジネスの視点から物申す

その①  まずやってみる

キティーちゃんの今回の企画は「やりたいと思った事はどんどんチャレンジしていく」というキティースタイルから誕生したそうです。

ふむふむ。

これって自分で事業を始めよう、起業しよう、思っている人には必須なポイントだと思うのです。

かつて80代の方にこんなアンケートをしたと言う結果を聞いたことがあります。

それは、

「人生で後悔する事は?」と言う問いかけに対し、たくさんの方が「チャレンジしなかったこと」と答えたそうです。

「人生は1度きり、後悔しない人生を」これ、私の格言。まさにこの通りです。

 

その② 視点を変える

1つの商品を売るためにでもたくさんの角度から興味を持ってもらうように努力することが必要です。

キティーちゃんで言える事は、そもそもキャラクターとしては当たり前だった「肖像」としての価値以外の価値、存在意義を生み出したこと。

例えば、

ハンドメイド作家さんは多い。その中でリボンを作っているとします。リボンといえば普通に思いつくのは頭につける髪飾り。大人になるとリボンというのは可愛すぎるのでやはり対象は小さなお子さんになってしまいます。そうなるとリボンでビジネス展開をしようと考えるならば、対象が小さなお子さんだけでは大変弱い。

そんな時考えるのです。

①リボンは髪飾り以外の用途には使えないだろうか?

②大人でもリボンが使えるグッズが展開できないだろうか?

③髪飾りとしてのリボンの価格を上げる方法はないだろうか?

 

ありますよね?  他にも手段が。

①としては、例えばリボンをつけた幼稚園などの名札を製作するとか、リボンを作るワークショップをするとか。

②としては、大人には可愛らしすぎるリボンですが、そもそも頭につけなければいいのです。カバンにつけるとか、スリッパや便座カバーにならドヤってつけちゃってもいいわけですよね?

カーテンのタッセルとか、他にもリボンを付けちゃったら可愛いアイテムたくさんあります。

ゴミ箱だって大きなリボンがついたのがあっても可愛い。

③なら、リボンの素材そのものを高価な革やスワロフスキーなどのラインストーンをのせちゃって高単価で販売できる商品ラインナップを揃えればいいのです。

リボンを作る労力はさほど変わりませんので、材料を変えるだけで値段を変えることができます。

このように1つの商品をたくさんの角度からの需要を視野に入れて展開していく。この視点を持つことがとても重要です。

 

まとめ

一生懸命になりすぎて周りが見えなくなっていませんか?

起業するとなると全てが自分の判断、価値観に偏りがちになります。目の前の生地を選ぶことだけに捉われず、形や大きさを変えることだけに捉われず、少し抽象度を上げて自分の商品サービスを見てみてください。

きっと新しいアイディアが思いつくはずです。

ここでキティちゃんの相談室をご紹介します
YouTuberキティのご紹介はこちら

是非とも相談してみてください。心の友になってくれること間違いなしです💓

 

 

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